
FF7Rのセフィロスの本当の目的って?
私は次のように予想しています!
以降で詳しく解説していきます!
【FF7R(リメイク) 考察】セフィロスの本当の目的
FF7原作とリメイクの違い

FF7Rではイベントシーンが追加されています
追加のイベントシーンではセフィロスの言動が増えており、この内容について紹介していきます
違和感がある目的
エンディング間際、ハイウェイの終端でセフィロスとクラウドたちとの会話には次のようなものがあります
バレット「てめえ! さっきは!」
エアリス「ちがう」
エアリス「あなたはまちがっている」
セフィロス「感傷で曇った目には なにも見えまい」
エアリス「あなたはまちがっている」
セフィロス「命は星を巡る」
セフィロス「だが 星が消えればそれも終わりだ」
リメイクでは「星が消えればそれも終わりだ」と星の危機を危惧するような発言をしています
FF7原作のセフィロスの目的は「大量のライフストリームを星から奪う」ことでした
また、コンピレーション作品のアドベントチルドレンでは「星を船として宇宙を旅する」ことと言っていました
このようにセフィロスの目的は概ね星に危機を招くことだったにも関わらず、真逆の発言をしています
もちろん「ライフストリームを奪おうとしたけど星が消えたら困る」、「星を船にしようとしたけど星が消えたら困る」という意味では、筋が通っているのかもしれませんが微妙に違和感を覚えます
また、このときのエアリスの「ちがう」というセリフにも着目したいです
クラウドたちが、このシーンの前にセフィロスと遭遇したのは神羅ビルの中でした
そのためバレットの「てめえ! さっきは!」というセリフは神羅ビル内での出来事について言及していると考えられます
それに対するエアリスの「ちがう」という発言は、一体何が「ちがう」のでしょうか?
様々な可能性が考えられますが、もしかすると「神羅ビル内で会ったセフィロスとは違うセフィロスだよ」という意味かもしれません
運命を否定
また、セフィロスは次のような発言もしています
セフィロス「ともに 運命に抗ってみないか?」
リメイクのエンディング間際のセフィロスは、運命を否定するような発言をしています
「運命」がFF7原作のストーリーを示すのであればメテオが星にぶつかり「大量のライフストリームを星から奪う」というFF7原作の目的は達することが出来ます
しかし、リメイクのセフィロスは「運命に抗ってみないか?」とFF7原作の目的をまたも否定するような発言をします
また、詳細は省略しますが私はフィーラーはセフィロスの意思の元にあると考えています
詳しくはこちらの記事で解説しています
フィーラーが運命の番人であるならば、運命を否定することはフィーラーを否定することになり、これも目的と言動が矛盾します
異なる1人称
さらに、セフィロスは次のようなセリフを呟きます
セフィロス「我々の星は あれの一部になるらしい」
セフィロス「俺は 消えたくない」
ポイントとなるのはセフィロスのセリフの「俺は」という部分です
FF7原作でのセフィロスの一人称はニブルヘイムでの事件前は「俺」、その後は「私」と明確に使い分けられていました
リメイクでこのセリフが登場した場面は、時系列的には「ニブルヘイム事件の後」なので、本来セフィロスは「私」という一人称を使うはずです
しかし、この場面でのみセフィロスは「俺」と言います
このことからも、エンディング間際のセフィロスは何かが違うということが伺えます
セフィロスの存在

設定上、セフィロスは非常にあいまいな存在であるといえます
FF7原作においてセフィロスは複数登場回登場しますが、実際はリユニオン実験の被験者をセフィロス本体が操っていた「セフィロスコピー」としての登場がほとんどでした
また、コンピレーション作品のアドベントチルドレンではセフィロスの思念体がジェノバの首を取り込んで、セフィロスが復活していました
このようにセフィロスは実体や肉体が存在するわけではなく、精神や思念がライフストリームの中に存在しているだけの状態です
そのためセフィロスが何人いようが、どこにいようが、いつの時代にいようが設定上は無問題となるわけです
星の終末

またまた、エンディング間際のセフィロスのセリフです
セフィロス「気をつけろ そこから先はまだ存在していない」
セフィロス「我々の星は あれの一部になるらしい」
セフィロス「俺は 消えたくない」
セフィロス「おまえを 消したくはない」
これらのセリフから、セフィロスは「星があれの一部になるのはまずい」と思っていることは確かなようです
では「星があれの一部になる」とはどういったことなのか?
さらにこの後にセフィロスのセリフが続きます
セフィロス「終末の7秒前」
セフィロス「だが まだ間に合う」
「終末」という言葉から「星があれの一部になる」とは「星の終末」を示していると考えられます
さらにいえば、「まだ間に合う」というセリフから、この問題をどうにかしようとする意思が汲み取れます
つまり、少なくともこの発言をしたセフィロスは「星の終末を防ぐ」という目的を抱いているように思えます
ただ、この「星の終末」という現象はFF7原作では語られなかった現象で、リメイクにて新たに追加された情報です
発言があやふやなセフィロスの戯言という可能性も否定は出来ないので、この「星の終末」について関係しそうな設定を解説します
カオスとオメガ

「カオス」と「オメガ」とはFF7コンピレーション作品「ダージュオブケルベロス」にて登場した存在で星の輪廻転生に関係する存在です
星が終焉を迎える時に現れる、「清き命より生まれしウェポン」。終焉を迎える星の全ての命を集めて宇宙へと旅立つ、命を終わりから始まりへと導く生命の箱舟。
Wikipedia ダージュオブケルベロス オメガの項より引用
ダージュオブケルベロスでは、星にも輪廻転生のようなサイクルがあることが明かされます
その際に星の命を終わらせる存在として「カオス」が登場し、星の命を宇宙へと帰す存在として「オメガ」が登場します
ダージュオブケルベロスではこれを擬似的に再現しようとする敵が登場し、それを阻止しますが、隠しエンディング内では「共に終焉を奏でよう」という意味深なセリフで終わります
このカオスとオメガの説明には「星の終焉」や「宇宙」といったワードが登場します
リメイクのエンディング間際、クラウドとセフィロスが語り合っていた場所も「宇宙」のような場所であり、セフィロスは「終末」に言及していました
セフィロスの言う「終末」に「カオス」や「オメガ」という設定が関係してくる可能性はあると考えています
まとめ
ここまでのまとめです
FF7リメイクに登場するエンディング間際のセフィロスには次のような特徴があります
他にもFF7の設定を振り返ると…
という状況です
これらのことから、私は目的が異なるセフィロスがもう1人存在していると考えています
果たして目的が異なるセフィロスは敵なのか味方なのか…
そもそも、そんなセフィロスが存在するのか…
何にせよ、FF7Rの今後がどうなるか非常に楽しみですね!
今回は以上です
よければ他の考察もご覧ください!
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